氏神様とは?産土神様と同じ?違う?

氏神様(うじがみさま)と産土神様(うぶすながみさま)

聞いたことはあるけど、読み方が違うだけ?そもそも違う神様? わかりやすく解説します。

1.氏神様とは?産土神様と同じ?違う?

1-1.氏神様(うじがみさま)とは?

氏神様とは土地の守り神です。 あなたの住まいの地域を見守り、その地域に住む人たちを守る役割を担っている神様です。 そのため、一般的にはあなたの家の最寄りの神社に祀られている神様が氏神様になります。

1-2.産土神様(うぶすながみさま)とは?

産土神様はあなたが生まれた土地にある神社に祀られている神様です。あなたを一生ずっと守ってくださる神様です。
人はみなそれぞれ必ず、産土神様に一生を見守られ、産土神様はあなたが幸せになるための手助けをしてくれます。
そのため、産土神様はあなたにとってとても重要で一番身近な神様です。

1-3.氏神様と産土神様の違いについて

氏神様は今、あなたが住んでいる土地の守り神です。
あなたの住まいの地域を見守り、その地域に住む人たちを守る役割を担っている神様です。

産土神様はその土地で生まれた人を一生守り、手助けをしてくださる神様です。

例えばあなたが引っ越しをしたとします。
引っ越し先の最寄りの神社に祀られている神様が氏神様になりますが、産土神様は一生変わらず、あなたが生まれた場所の神様が産土神様です。
どちらもあなたにとってはとても大切な神様です。
引っ越しをした際は引っ越しのご挨拶に最寄りの神社を参拝することをお勧めします。

ご挨拶の例

今度、〇〇(あなたの住所、番地やアパート名も)に引っ越してきた□□□(あなたの名前フルネーム)です。
ご縁をありがとうございます。これからよろしくお願いします。

「参拝と言われてもどうすればいいの?」と身構えず、ただこれだけの挨拶で十分です。
休日の散歩やお買い物の際にちょっと寄り道をして、神様とのご縁を感じてみてはいかがでしょう。

2.あなたの氏神様と産土神様は?調べ方を詳しく解説

2-1.調べるときのポイント

氏神様を調べるときのポイント

氏神様は現住所の近くの神社に祀られている神様です。現住所から氏神様を調べます。引っ越しをすると氏神様は変わるので、その都度、氏神様を調べる必要があります。

産土神様を調べるときのポイント

産土神様はあなたが生まれた場所の最寄りの神社に祀られている神様です。

<生まれた場所とは>
一般的には母親のお腹に宿った土地があなたが生まれた場所になります。生まれた病院の場所ではありません。
出産直前に実家に里帰りをして出産した場合は実家ではなく、里帰り前に母親がいた場所があなたの生まれた場所になります。
あなたの生まれた場所=魂が宿った場所となります。

2-2.無料で調べる方法と有料で調べる方法

氏神様も産土神様も自分でも調べられますし、鑑定士に依頼して調べてもらうこともできます。氏神様は現住所から探します。産土神様は生まれた場所(魂が宿った場所)から探します。

調べ方の詳細や無料、有料、それぞれのメリット・デメリットは以下で解説していますので、参考にしてみてください。

産土神社とは?調べ方とご利益について詳しく解説

3.神様との会話、鑑定中のエピソード

エピソード1:ある占い師さんのお話し

占いは信じても神様の存在は信じない、そんな信念を持った占い師さんから鑑定依頼がありました。
彼女の息子さんが重い病気にかかり、病院では手術をしても成功率は低いと言われたそうです。彼女は、息子のために何かできることがないかと必死になり、周囲の人に相談したり、ネットで情報を探したり、色々な治療法を試したそうです。

そんなある日、私を紹介されたそうです。神様を信じていない彼女は迷いながらも、相談に来てくれました。鑑定の結果、息子と女性の手助けをしてくれる神社があることがわかり、その神社を参拝するよう助言しました。半信半疑でお参りに行った彼女は、神様に迎えられている実感を得て自然と涙があふれたそうです。生まれて初めて、神様の存在を実感したのです。その後、息子さんの病気は回復し、この出来事を通じて、彼女は神様の存在を信じるようになりました。

エピソード2:ある経営者さんのお話し

順調だった事業が傾き始め、それだけではなく色々と不運が続いたため、ご依頼を頂き鑑定をしました。
事業を始めてから今に至るまでのいきさつを経営者さんに聞いてみました。
事業を始めた頃は、軌道に乗るまでは生活が苦しかったそうです。彼は信仰心があり、近所のお稲荷さんによくお参りをしていました。神棚を作るお金がなかったため、お札を買って玄関に祀っていました。
数年後に事業が軌道に乗り、生活も少しずつ豊かになっていきました。ある日、ずっと参拝してきた近所のお稲荷さんの宮司さんが死去し、地元への宮司の影響が大きかったこともあり、宮司がいなくなったからあの神社は力がなくなったと言う噂を聞くようになりました。
社長はその言葉を信じ、地元のお稲荷さんへのお参りはしなくなりました。それどころか、別の土地の有名なお稲荷さんに参拝に行き、やっぱり地元ではなく有名どころに来るべきだと言うようになりました。

鑑定をしてみると、やはり、地元のお稲荷さんへの不義理な行為と気持ちが問題でした。
「あの神様はあなたを見捨てていないのに、あなたはあの神様を見捨ててしまいました。あなたは謝罪しなければなりません」とお伝えしました。
私と一緒に地元のお稲荷さんへ参拝し、祈禱してもらいました。そして、事業が立て直せるように祈り、神様への感謝の気持ちを思い出せたと言っていただけました。

エピソード3:売上がなく困っていた自動車屋さんの話し

売上がなく困っていた自動車屋さんの話し
顧客が増えず、売上がないという相談でご依頼を頂きました。
店舗近くの神社や氏神様を調べたところ、御祭神が水の神様で、とてもきれいな小川が流れる神社が近くにありました。
その神社に参拝したことがあるか尋ねると、一度もないということだったので、まずはお参りをするよう勧めました。
たびたびお参りに行ったところ、翌月から、顧客が増え、売り上げは順調に伸びていきました。

4.まとめ

氏神様(うじがみさま)

  • あなたの家の最寄りの神社に祀られている神様
  • 引っ越しをしたら、引っ越し先の神様が氏神様になる
  • 現住所の近くの神社に祀られている神様を調べる

産土神様(うぶすながみさま)

  • あなたが生まれた土地にある神社に祀られている神様
  • ずっと変わらずあなたを見守ってくれる神様
  • 生まれた場所(魂が宿った場所)の最寄りの神社に祀られている神様を調べる

氏神様も産土神様も自分でも調べられますし、鑑定士に依頼して調べてもらうこともできます。どちらもあなたにとってはとても大切な神様です。

5.あなたも産土神社を探してみませんか?

もし今、悩み事がある、達成したい目標がある、人生の大切な選択に迷ってる といった場合は産土神様のご意見を聞いてみてはいかがでしょう。
実際に産土神社を参拝し、問題が解決したり、幸せへの選択をした人達はたくさんいます。
産土神様に会いたくなったら、いつでもご依頼ください。

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